きょうの料理、2019年3月19日は堤人美さんです。新生活応援レシピと題して堤人美さん考案の冷凍レシピを紹介します。電子レンジでチンすればOKのレシピ「ドライカレー」「ガーリックチャーハン」「五目おこわ」「冷凍トマトスパゲッティ」のレシピを堤人美さんに教わります。
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目次
きょうの料理 新生活応援レシピ“自家製フリージングごはん”【3月19日】基本情報
放送日
放送日:2019年3月19日(火)
放送時間:夜9:00~9:25 NHKEテレ
再放送:2019年3月20日(水) 午前11:00~11:25 NHKEテレ
出演者
講師 料理研究家…堤人美
料理研究家
単身赴任の夫に自家製冷凍食品を送っていた経験から冷凍のエキスパートに!
司会 後藤繁榮
番組内容
フリージングごはんは、ジッパー付き冷凍用保存袋にご飯(麺)、具の順に入れて冷凍。食べるときはご飯(麺)と具の境目で割って袋から出し、耐熱皿に重ねてラップをし電子レンジにかける。「ドライカレー」はまるで炒めたような仕上がり。「ガーリックチャーハン」は、ご飯にサラダ油と塩こしょうをまぶして冷凍するのがポイント。「五目おこわ」はごま油をまぶしたご飯を使う。この他に「冷凍トマトスパゲッティ」を紹介。
引用元:tv.yahoo.co.jp
もうすぐ新生活スタートの季節。
どんなに忙しいときでも栄養のある手作りご飯を食べたいですね。そんな新生活を助けるアイディアが「自家製フリージングご飯」です。
保存袋にご飯と具を一緒に詰めて冷凍します。食べるときは電子レンジで温めるだけで大丈夫です。
このアイディアは今回の講師の堤さんの実生活から生まれたものだそうです。
ドライカレーのレシピ
ひき肉と野菜に下味をつけて冷凍します。凍るまでの間にカレー味がしっかりしみていきます。喫茶店のドライカレーみたいな、どこか懐かしくて本格的な味わいです。
ドライカレーの材料(1人分)
- ご飯(冷ましたもの) 200g
- 豚ひき肉 50g
- たまねぎ 1/8コ(25g)
- ピーマン 1/2コ(15g)
- ウスターソース 大さじ1
- カレー粉 小さじ1
- 塩 小さじ1/6
- こしょう 少々
- バター
ドライカレーの作り方(冷凍用)
- ご飯が温かい場合は冷まして粗熱を取っておく。
- たまねぎは7mm四方に切る。
- ピーマンはヘタと種を取って、たまねぎと同様に7mm四方に切る。
- これらをボウルに入れ、ひき肉とウスターソース・カレー粉・塩・こしょうを加えて、菜箸でよく混ぜる。※つけた下味がご飯の味になるので、しっかりと味をつける。
- 冷凍用保存袋の口を折り返して、中に詰めやすくしておく。
- 袋の中にご飯をいれる。
- 入れたご飯を箸などを使って中で広げて、袋の端のほうまで詰める。※袋の口の方は具材を入れるので空けておく。
- ご飯を詰めた袋を平らにする。※平らにすると、冷凍や解凍がスピーディーになる。
- 袋の口のほうにボウルで混ぜた具材を入れる。※ご飯と具材との2層にする。
- バターを袋の中の具の上にのせる。
- 袋を平らに整える。
- 口を3/4くらい閉じる。
- 袋全体の空気を抜く。
- 口の残りの1/4をピッタリ閉じる。
- 冷凍する。※冷凍庫で約3週間保存可能。
ドライカレーの作り方(解凍~完成)
- 凍ったフリージングごはんを冷凍庫から取り出す。
- 口を開けて、袋の真ん中をはさみなどで切って、中身を耐熱皿に出す。
- 凍っている具とご飯の境目で割って、ご飯と具を分ける。
- 耐熱皿に具をのせ、その上にご飯を重ねる。※具よりもご飯の方が解凍に時間がかかるので、ご飯を上にする。
- ラップでふんわりと覆う。
- 電子レンジ(600W)に4分間かける。※完全に解凍されず、半解凍くらいになる。
- ゴムべらなどで、具とご飯をよく混ぜる。※半解凍くらいの状態で混ぜ合わせることで、具とご飯の一体感が出る。
- 再びラップで覆う。
- 電子レンジに3分間かける。
- ゴムベラなどでよく混ぜる。
- 最後はラップをせずに、電子レンジに1分間かける。※残っている余分な水分を飛ばす。こうすると、パラっと仕上がる。
- 電子レンジから取り出して、再びご飯と具をよく混ぜ合わせる。※もっとパラっとさせたいときは、ご飯の水分加減を見ながら、お好みで加熱時間を30秒ずつ増やしてください。
- 器に盛りつけて完成。
単身赴任の夫のために、栄養のあるものを食べさせたいと考案したアイディアだそうです。
五目おこわのレシピ
中国風の味わいのおこわですが、もち米は使わずに白米で作ります。それでももっちり仕上げることができます。
五目おこわの材料(1人分)
- ご飯(冷ましたもの) 200g
- 干ししいたけ 2枚
- にんじん 2cm(20g)
- 豚バラ肉(薄切り) 50g
- オイスターソース 小さじ2と1/2
- しょうゆ 小さじ1/2
- 塩 少々
- こしょう 少々
- しょうが(せん切り) 1/2かけ分(5g)
- ぎんなん(ドライパックまたは水煮) 5コ(15g)
- 甘ぐり(皮をむいたもの) 5コ(25g)
- ごま油 小さじ2
五目おこわの作り方
- 干ししいたけは、水に一晩(約8時間)つけて戻しておく。
- 戻したしいたけの軸を除いて1cm角に切る。
- にんじんも1cm角に切る。
- 豚肉は1cm幅に切る。
- ボウルに豚バラ肉を入れる。
- 豚肉にオイスターソース・しょうゆ・塩・こしょうを入れる。※具の味がご飯の味になるので、具材にしっかりと味をつける。
- 別のボウルに冷ましたご飯を入れる。
- ボウルのご飯にごま油をまぶしてさっくりと混ぜる。
- 冷凍用保存袋にご飯を詰め、平らにする。
- しょうがを千切りにする。
- しょうが・ぎんなん・甘ぐり・しいたけ・にんじん・下味をつけた豚肉を順に加える。
- 全体を平らにして空気を抜いて、口を閉じる。
- 冷凍して、下準備の完成。
基本的な解凍の手順やコツはドライカレーと同じですが、加熱時間が変わります。中華おこわの場合は、4分-4分の2回加熱です。ドライカレーのときにあった「最後のラップを外して1分」はパラっと仕上げるためですが、おこわはしっとりもっちり仕上げるために、ラップをしたまま2回目で3回目の1分を足した4分加熱にします。
たけのこ・水菜・レタス・じゃがいもは冷凍調理には向かないようです。これらは、冷凍して解凍すると食感が変わってしまうためです。ちなみに、キャベツや白菜は細かく切れば冷凍しても大丈夫だそうです。
冷凍トマトスパゲッティのレシピ
トマトソースによく合う、えびとしめじとたまねぎのスパゲッティです。パスタでも基本の作り方は同じです。
冷凍トマトスパゲッティの材料(1人分)
- スパゲッティ(直径9mm) 80g
- えび(無頭/殻付き) 4匹(40g)
- たまねぎ 1/8コ(25g)
- しめじ 約1/3パック(30g)
- にんにく(粗みじん切り) 小さじ2
- トマトの水煮(缶詰/カットタイプ) 1/4缶(100g)
- しょうゆ 小さじ1
- 塩 小さじ1/6
- こしょう 少々
- 塩 湯の分量の1%
- こしょう 少々
- オリーブ油 大さじ1/2
冷凍トマトスパゲッティの作り方
- 鍋に1~5ℓの湯を沸かす。
- 湯の量の1%の塩を入れる。
- スパゲッティを茹でる。※袋の表示時間より3分間短めにゆでる。
- スパゲッティを湯から上げて、水けをよくきる。
- 冷凍用保存袋にスパゲッティを入れる。
- 袋の中にこしょう、オリーブ油を入れる。
- 箸で袋の中を混ぜる。
- スパゲッティの粗熱を取る。
- たまねぎは繊維に沿って薄切りにする。
- しめじは根元を除いて小房に分ける。
- えびは背ワタを除いて殻をむく。
- 殻をむいたえびに塩をまぶして水で洗い、水けを拭いて塩・こしょうをふる。
- にんにくはオリーブ油をまぶす。※冷凍している間に風味が他の具材に回る。
- ボウルにトマトの水煮・しょうゆ・塩・こしょうは入れて、混ぜ合わせる。
- 袋にたまねぎ、しめじ、えび、にんにく、混ぜ合わせたトマトソースを順に入れる。※ソースの水分が麺に回ってしまうと、麺が柔らかく仕上がってしまうので、麺にソースが触れないように、一番最後に詰める。
- 袋の空気を抜く。
- 口を閉じて平らにする。
- 冷凍して下準備の完成。
- パスタの解凍は、冷凍したものを折らずにそのまま耐熱皿に置く。
- 耐熱皿にふんわりとラップをかける
- 電子レンジで、600Wで4分加熱する。
- 具材と麺をよく混ぜ合わせる。
- 電子レンジで、600Wで3分加熱する。
- 器に盛りつけて完成。
まとめ
冷凍したものを解凍して調理することで、手軽にそして時短になる今回の「フリージングごはん」、かなりすごい手法だと思います。
時間のあるときにたっぷり作っておければ、毎日の食事の助けになります。
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