きょうの料理、2019年4月8日は本田明子さんです。今回は“たれ”で楽する晩ごはんと題して「211の甘辛だれ」「照り焼きチキン」「さばの甘辛煮」「カレー肉じゃが」「ピリ辛そぼろ」を、師匠・小林カツ代さん直伝のレシピで本田明子さんが紹介します。
NHKテキストきょうの料理 2019年 04 月号 [雑誌] 新品価格 |
目次
きょうの料理 “たれ”で楽する晩ごはん 211(に・いち・いち)の甘辛だれ【4月8日】基本情報
放送日
放送日:2019年4月8日(月)
放送時間:夜9:00~9:25 NHKEテレ
再放送:2019年4月9日(火) 午前11:00~11:25 NHKEテレ
出演者
講師 料理研究家…本田明子
小林カツ代さんの助手を30年以上務め、その味と技を学ぶ。時代に即した作りやすいレシピに定評がある。
司会 原大策
番組内容
しょうゆ・砂糖・みりんを合わせた「211の甘辛だれ」があれば、照り焼きチキン、さばの甘辛煮もラクラク!そしてこのタレは応用も自由自在。カレー粉をプラスすれば、ご飯がすすむ「カレー肉じゃが」に。トーバンジャンをプラスすれば、ちょっと中国風の「ピリ辛そぼろ」に。おかずのレパートリーが広がる万能ダレ、日持ちもするので、つくっておくと重宝すること間違いなし!
引用元:tv.yahoo.co.jp
お肉にお魚、そして肉じゃが。定番のおかずが1つの便利な「たれ」だけで作られます。
211の甘辛だれのレシピ
211とは調味料の配合の割り合いです。このたれの名前「211」を覚えれば、作り方を忘れません。煮物や炒め物、蒸し物など何でも使えて便利です。味もピタッと決まり、時短にもなります。
211の甘辛だれの材料(つくりやすい分量)
- しょうゆ カップ1/2(100ml)
- 砂糖 カップ1/4(50ml)
- みりん カップ1/4(50ml)
保存用の容器(ジャムの瓶など)を用意してください。
しょうゆ:砂糖:みりんを2:1:1の割合で用意します。
211の甘辛だれの作り方
- しょうゆ、砂糖・みりんを保存瓶に入れる。
- よく混ぜ合わせる。※砂糖が沈むのでスプーンで混ぜるか、ふたをして瓶ごと振る。
- 完成。冷蔵庫で3か月くらい保存可能。
これ完成。非常に簡単です。
211の甘辛ダレ使用の照り焼きチキンのレシピ
甘辛味の定番。鶏の皮をパリッと焼いて、211の甘辛ダレにコテっと絡めます。
211の甘辛ダレ使用の照り焼きチキンの材料(2人分)
- 鶏のもも肉 大1枚(300~350g)
- アスパラガス(つけあわせ) 3~4本(100g)
- 211の甘辛ダレ 大さじ2
- とまと(つけあわせ) 小1こ(100g)
- サラダ油 小さじ1/2
211の甘辛ダレ使用の照り焼きチキンの作り方
- 鶏のもも肉を室温に戻しておく。
- 厚みのあるところに、包丁で切り目を入れて開く。※厚みを平らにして、火の通りを早くする。
- アスパラガスは下の堅い部分の皮をピーラーで薄くむく。※食感を柔らかくする。
- アスパラガスの3等分の長さに切る。
- トマトは縦半分にして1cm厚さに切る。
- フライパンにサラダ油を強めの中火で熱する、
- 鶏肉を皮側から3~4分間焼く。※様子を見ながら皮がきつね色にパリッとなるまでしっかり焼く。
- 皮目がパリッと焼けたら上下を返す。
- アスパラガスをフライパンの鶏肉の隙間に加えてふたをする。
- 中火で5~6分間焼く。※アスパラガスが先に焼けるので、途中で取り出す。
- 鶏肉を取り出す。
- 余分な脂をフワっと拭く。
- 211の甘辛だれをフライパンに入れる。
- タレが少しトロッとなるまで煮詰める。※始めに入れると鶏をタレで煮ることになってしまうので、焼いた後に入れてからめるようにする。
- タレから立つ泡の大きさが均一になったら、鶏肉を皮を下にしてフライパンに戻す。
- フライパンを揺すってからめる。
- 鶏肉をまな板にあげて、粗熱が少し取れるのを待つ。
- 鶏肉を2等分にする。
- さらに1cm厚さに切り、器に盛る。
- トマトとアスパラガスを添える。
- 残ったタレを鶏肉にかけて完成。
好みで七味とうがらしや粉ざんしょうをふってください。
さばの甘辛煮のレシピ
お肉料理もいいですが、お魚料理もばっちりできます。甘辛だれで煮る煮魚で、ものすごく簡単にできます。
さばの甘辛煮の材料
- 211の甘辛ダレ 大さじ2 ※1切れで大さじ1と覚える。
- さば(切り身) 大2切れ(200g)
- 水(さば煮こみ用) カップ1/2
- かぼちゃ(つけあわせ) 100g
- チンゲン菜(つけあわせ) 1株
- 水(つけあわせゆで用) 適量
- 塩 少々
- しょうが 適量(せん切り) 適量
さばの甘辛煮の作り方
- かぼちゃは皮ごと1cm厚さに切る。
- チンゲン菜は軸と葉に切り分ける。
- チンゲン菜の軸は繊維に沿って食べやすく切る。
- チンゲン菜の葉は2cm幅に切る。
- 鍋にかぼちゃを並べ入れる。
- 鍋に水をかぼちゃがヒタヒタになるくらい入れる。
- 塩少々を全体にふる。
- かぼちゃの上にチンゲン菜の軸を乗せる。
- チンゲン菜の葉を一番上に重ねる。
- 鍋にふたをする。
- 中火にかけて、7~8分間ゆでる。
- さばは紙タオルで水気を拭く。
- 別の鍋に水と甘辛ダレを入れる。
- 鍋を強めの中火にかけて、たれを沸騰させる。
- ふつふつと泡が出てきたら、さばを並べ入れる。※たれが沸騰しているところに魚を入れることで、生臭さが少ないすっきりした煮魚ができる。
- 煮汁を時々かけながら7~8分間、ふたをずらして煮る。※生臭みを蒸気とともに逃がすためにすきまを開ける。
- さばを鍋から取り出す。
- 残ったタレをさらに煮詰めてトロっとさせる。
- さばを器に盛りつける。
- 煮詰めたたれをさばにかける。
- しょうがのせん切りと塩ゆでしたかぼちゃとチンゲン菜を添えて完成。
カレー肉じゃがのレシピ
甘辛だれにカレー粉を足して作ります。
カレー肉じゃがの材料(2~3人分)
- 211の甘辛だれ 大さじ2~3
- 豚バラ肉(薄切り) 150g
- じゃがいも 2~3コ(300g)
- たまねぎ 大1/2コ(100g)
- 水 カップ1と1/2
- カレー粉 小さじ1~2
- サラダ油 大さじ1
カレー肉じゃがの作り方
- たまねぎは横2等分にし、繊維に沿って1cm幅に切る。
- じゃがいもは大きめの一口大に切る。
- 豚肉は食べやすく切る。
- 鍋にサラダ油を熱する。
- たまねぎを鍋に入れて炒める。
- たまねぎに油が回ったら豚肉を入れる。※鍋にくっついても慌てていじらないように。火が入って落ち着いてくればはがれる。
- 豚肉はそのままで、強めの中火で炒める。
- 豚肉に火が通りはじめたら、全体を混ぜ炒める。
- 少し火を弱めて甘辛だれとカレー粉を加える。※弱火にしすぎると、お肉のたんぱく質から肉汁が出てしまい、うま味が逃げてしまう。
- 味をからませるようにしっかりと炒め煮る。※おいしそうな色に仕上げる。
- じゃがいもと水を加える。
- じゃがいもが煮汁に浸るように、鍋のだし汁の水面を調整する。※水面を平らにすることで均一に煮える。
- ふたをする。
- 中火で5~6分間煮る。
- 上下を返し、全体を混ぜる。
- さらに10分間くらい煮る。※新じゃがを使った場合は早く煮えるので10分手前で火の通り加減を確認する。
- じゃがいもに火が通ったら、ふたをして火を止める。※じんわりと味がしみ込む。
- 火を止めた後、すこしおいて味をしみ込ませる。
- 器に盛りつけて完成。
白いご飯が進む味です!
ピリ辛そぼろのレシピ
甘辛だれに豆板醤をプラスして、ピリッとしたそぼりを作ります。ひき肉を炒めるのではなく、煮るのでふんわりとした仕上がりになります。
ピリ辛そぼろの材料(2~3人分)
- 211の甘辛だれ 大さじ2
- しょうが 小さじ1(すりおろす)
- ねぎ みじん切り5cm分(10g)
- 豆板醤 小さじ1/2 ※辛さはお好みで調節。
- ごま油 小さじ1
- 水 カップ1/4
- 豚ひき肉 200g
- ご飯(温かいもの) 適量
- 細ねぎ(小口切り) 2~3本分
ピリ辛そぼろの作り方
- 鍋の内側を水でざっとぬらす。※煮物が焦げづらくなる。
- ひき肉を鍋に入れる。
- 鍋に甘辛だれ・しょうが・ねぎ・豆板醤・ごま油・水を入れる。
- ひき肉に火を通す前に、木べらでほぐすようにしてよく混ぜ合わせる。※ひき肉は生肉のうちに調味料を合わせてしっかりほぐすと、ふんわり仕上がる。
- 強めの中火にかける。
- 鍋の周りがフツフツとして沸騰してきたら、火を中火に弱める。
- 火にかけながら全体を混ぜほぐす。
- 焦げつかないように工程5・6・7を繰り返し、7~8分間煮る。
- 汁けがなくなり、パラリとしてきたところで、最後に混ぜながら火を強めて炒る。
- 火を止める。
- 器に盛ったご飯にピリ辛そぼろ適量をのせる。
- 細ねぎを散らして完成。
にんにくを加えたり、ご飯にそぼろをかけた上に生卵をのせて食べてもおいしいです。
きょうの料理4月号のテキスト
詳しい作り方とポイント、またアレンジレシピはテキストに掲載されています。
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