きょうの料理、2019年4月17日は大原千鶴さんです。今回は、「食のお悩みに応えるお助けレシピ」と題して段取りよくおいしい料理を仕上げるコツを大原千鶴さんに教わります。「しっとり鶏ロース」「蒸し野菜じゃこみそ添え」「豆腐の卵とろみ汁」のレシピを紹介します。
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目次
きょうの料理 大原千鶴のお助けレシピ「帰宅が遅くなっても大丈夫!仕込みごはん」【4月17日】基本情報
放送日
放送日:2019年4月17日(水)
放送時間:夜9:00~9:25 NHKEテレ
再放送:2019年4月19日(金) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2019年4月22日(月) 午前11:00~11:25 NHKEテレ
出演者
料理研究家…大原千鶴
3人の子供の母として家事や子育てをこなすスーパーウーマン。
声 岩槻里子
番組内容
料理研究家の大原千鶴さんが食のお悩みに応えるお助けレシピ。段取りよくおいしい料理を仕上げるコツを伝授する。今回は、帰宅が遅くなってもすぐに食事の支度ができる「ついで仕込み」。洗い米と水だし、野菜のまとめ仕込み、そして朝ごはんのついでに夕食の仕込み。「しっとり鶏ロース」、「蒸し野菜じゃこみそ添え」、「豆腐の卵とろみ汁」の一汁二菜を作る。
引用元:tv.yahoo.co.jp
毎日忙しい大原さんが毎日の夕食作りにかける時間はなんと30分。食卓にはご飯や汁物はもちろん、彩り鮮やかなおかずがずらり。しかも全てできたて。手際の良さはまさに、段取りの女王。
そんな大原さんが皆さんのいろいろな食の困ったを隔月でご紹介します。
今月のお悩み
新しい生活に慣れず、家に帰るのがギリギリ…。そんな時間のない中でもきちんとしたおいしいご飯を作るにはどうしたらいいでしょう。
解決法
四月に限らず、帰ったらすぐご飯の支度という人は多いと思います。そんな忙しい方には「ついで仕込み」でラクラクごはん。
大原さんのモットーは、「家庭料理はごちそうである必要はなくて、一番大事なのは愛情だ」です。お汁やおかずができたてだと家族もやっぱり喜んでくれると思います。一から作ると大変だけど、時間があるときについでに仕込んでおくと、いつでもできたて熱々の一汁二菜が用意できます。
ついで仕込み
①何はなくとも洗い米と水だし
献立の柱となるのは、やはりご飯とお汁物。
- 何食分かまとめてお米と研いで水切りしたものを、1食分にまとめてタッパーにつめて、冷蔵庫に保存しておく。早炊きでもすぐに吸水した状態になっているのでおいしいご飯が食べられる。※冷蔵庫で3日間くらい保存できる。
- 和食の基本となる出汁を水出しで作っておく。家庭なので、簡単な水出しでOK。
水出し出汁の材料
- 昆布 5g
- 削り節 5g
- 煮干し 5g
- 水 2L
水だしの作り方
- 麦茶などを作る冷水ポットを用意する。
- 水を入れる。
- 昆布を入れる。
- だしじゃこ(削り節・煮干し)はお茶出しパックに入れてまとめる。
- だしじゃこパックを水に入れる。
- ポットのふたをする。
- 冷蔵庫で3時間以上おく。
煮立てる必要なしで、クセのない旨味がしっかり利いた安定したお出汁ができます。この出し汁も冷蔵庫で3日間保存できます。中のパックは出来た後なら好きなときに取り出してかまいません。
②野菜のまとめ仕込みで時短
野菜をまとめて仕込んでおけば、本当に便利です。料理のたびに野菜を切るのは、キッチンも散らかって、意外に大変な作業。野菜を買ってきて最初に使うときに、まとめて下処理してしまうと良いです。
作り方
切っても色が変わらない野菜(キャベツ、たまねぎ、ピーマンなど)は切っておいて大丈夫です。
- 野菜を洗う
- いつも使う大きさに切る。
- 水気をきる。
- ポリ袋に種類ごとにまとめて入れる。
③薬味もあらかじめ切っておく
- ネギは小口切りにして刻んで保存容器に詰めて、冷蔵庫で保存できます。
- しょうがはお水につけて保存できますので、保存容器にしょうがとお水をいれて冷蔵庫で保存しましょう。お水が濁ってきたら時々替えてください。
下処理をしておけば、思い立ったときにすぐに使えますので、とても便利ですね。
④朝のついでが夜を救う
朝ご飯のついでに夕ご飯の段取りをしておく、ということです。今回ご紹介の一汁二菜のメインは「鶏ロース」ですが、朝ご飯を作るついでに仕込んでおくと、夕ご飯がとっても楽にできます。
しっとり鶏ロースのレシピ
添え物のトマトソースも朝に仕込んでおくと、時間がすごくおいしくしてくれます。
朝ご飯のついでに、夕ご飯の仕込みもしましょう。
しっとり鶏ロースの材料(2人分)
- 鶏むね肉 小2枚(400g)
- 水だし カップ2
- うす口しょうゆ 160ml
- みりん 120ml
- トマト 1~2コ(200g)
- 貝割れ菜 適宜
- 溶きがらし 適宜
- 塩
- こしょう
しっとり鶏ロースの作り方
- 鶏肉を冷蔵庫から出し、10分間ほど室温におく。
- 鶏肉に塩・こしょうをふる。
- 皮の方を下にして、フライパンに入れる。※皮を下にすれば、油を引かなくても大丈夫。
- 中火で両面に焼き目がつく程度に焼きつける。※片面を焼いている間に以下の工程へ。
- 鍋につけ汁の材料(水だし・薄口しょうゆ・みりん)を入れて中火にかける。※煮立たせる
- トマトを半分に切って、ヘタを取る、
- 半分に切ったトマトを1cm角に刻む。※春のトマトは皮が固くないので、湯むきせずにこのまま使う。
- 鶏の焼き具合も気にしながら、トマトに塩をふる。※鶏は中まで火を通す必要はない。表面だけ焼き色がつけばOK。
- トマト全体に塩が回るように混ぜる。
- このまま10分間以上おき、トマトソースをつくる。
- 鍋のつけ汁が沸いたら、焼けた鶏肉を入れる。
- ふたをして火を止める。※つけ汁の余熱で鶏肉の中までゆっくり火を通す。こうするとお肉が柔らかくなる。※ここまでを朝に仕込んでおくとよい。
- 粗熱が取れたら、味がしみるまで8時間程度冷蔵庫に入れる。
- 夜、食べる直前に鶏肉を1cm厚さくらいに薄く切り、器に盛る。
- トマトソースをのせる。
- つけ汁適量をかける。
- あれば貝割れ菜とからしを添えて完成。※残ったつけ汁は煮物や炊き込みご飯などに使うとよい。
蒸し野菜じゃこみそ添えのレシピ
蒸し野菜じゃこみそ添えの材料(2人分)
- キャベツ 1/4コ(正味200g)
- 新たまねぎ 1/2コ(正味50g)
- ピーマン 1コ(正味30g)
- 水(蒸し煮用) 大さじ2
- 水だし カップ2
- ちりめんじゃこ 大さじ2
- ごま油 大さじ1
- みそ 大さじ2(40g)
- 青ねぎ(小口切り) 40g
- すりごま(白) 大さじ2
蒸し野菜じゃこみそ添えの作り方
- あらかじめ切って保存袋に入れておいた野菜をフライパンに入れる。※買ってきたときに、キャベツは大きめのザク切り、たまねぎは縦1cm幅に切り、ピーマンは細切りにして別々の保存袋に入れておく。
- 野菜を入れたフライパンに水を入れる。
- フライパンにふたをして火にかける。
- しんなりとするまで蒸し煮にする。
- フライパンにごま油をひく。
- 中火にかけて温める。
- ちりめんじゃこを入れて炒める。
- チリチリになったら、みそ・すりごまを加える。
- 全体を混ぜ合わせながら炒める。
- 全体がよくなじんだら青ネギを入れてさらに炒める。
- 火を止める。
- 保存容器に移し、そのまま冷ましておく。※じゃこみそは時間のあるときに仕込んでおくとよい。
- 蒸し野菜を器に盛りつける。
- じゃこみそを添えて完成。
豆腐の卵とろみ汁のレシピ
豆腐の卵とろみ汁の材料(2人分)
- 絹ごし豆腐 1/2丁(200g)
- 水だし カップ2
- 卵 1コ
- 青ねぎ(小口切り) 少々
- しょうが 少々
- うす口しょうゆ 小さじ1
- 塩 小さじ1/4
豆腐の卵とろみ汁の作り方
- 鍋に水だしを入れて沸かす。
- 豆腐をスプーンで大きくすくって入れる。※まな板包丁を使わないので、後片付けが楽。さらに、豆腐が大ぶりなので食べごたえがあります。
- うす口しょうゆ、塩で味を調える。
- 2~3分間弱火で煮る。
- 卵を溶きほぐす。
- 豆腐が温まってフツフツと沸いているところに卵を回し入れる。※卵をふんわりさせるには、煮汁が沸いているところに細く回し入れると、ふわっと浮き上がってくる。
- 卵を入れたら火を止める。
- 器に盛りつける。
- しょうがをすりおろして天盛りにする。
- 青ねぎものせて完成。
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