きょうの料理、2019年4月29日は水野仁輔さんです。大型連休スペシャル1日目は「粗びきキーマカレー」「フィッシュカレー」のレシピを水野仁輔さんに教わります。
アウトドアでも楽しめるコツも!
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目次
きょうの料理 みんなでワイワイ!大型連休スペシャル 粗びきキーマカレー【4月29日】基本情報
放送日
放送日:2019年4月29日(月)
放送時間:夜9:00~9:25 NHKEテレ
再放送:2019年4月30日(火) 午前11:00~11:25 NHKEテレ
出演者
講師 料理研究家…水野仁輔
屋外でカレーをつくるシチュエーション自体がワクワクしますね。
外で作ったら、誰が作っても2~3割増しで美味しくなりますよ。
ありがとうございます。再放送も逃しました… https://t.co/4fccP6bvm6
— AIR SPICE 水野仁輔 (@AIRSPICE_mizuno) 2019年4月30日
寒いというより強風がすごかったっす https://t.co/baQrj3lXS7
— AIR SPICE 水野仁輔 (@AIRSPICE_mizuno) 2019年4月30日
司会 原大策
番組内容
カレー研究家・水野仁輔さんが、家庭向けのカレーレシピを考案。「粗びきキーマカレー」は、ひき肉の代わりに牛肉と豚肉を粗びき状に刻んで使い、食べごたえをアップ。カレー粉に生クリーム、はちみつ、ケチャップを加えた誰もが好きな味。「フィッシュカレー」はスパイス3種でつくる「自家製カレールー」が決め手。さらに「カレーソーセージ」など、アウトドアでも喜ばれるレシピを大公開!
引用元:tv.yahoo.co.jp
アウトドアと言えばバーベキュー!炭火で焼いた肉は最高ですね。
でもバーベキューに負けない定番がもう一つ。
それはカレーです。
外でかぐわしい香りを漂わせてみませんか?
教えてくれるのはカレーのスペシャリスト、水野仁輔さん。実はアウトドア料理の達人でもあります。今回紹介するのは少ない材料で、カセットコンロやフライパンで短時間でできるのに、味わいはとっても本格的なアウトドアにうれしいカレーです。
さらに、ソーセージやグリル料理をワンランクアップさせるスパイスの活用方法もお伝えします。
粗びきキーマカレーのレシピ
たっぷりのお肉でボリューム満点。
短時間で深い味を出すコツがあります。
粗びきキーマカレーの材料(4人分)
- 豚肉(カレー用) 150g
- 牛肉(カレー用) 200g
- なす 2コ(160g)
- さやいんげん 10本
- カレー粉 大さじ2
- 生クリーム 1パック(200ml)
- はちみつ 小さじ1
- 水 1/2カップ
- ご飯(温かいもの) 4皿分(800g)
- バター 30g
- 塩 少々
- 黒こしょう(粗びき) 少々
- トマトケチャップ
キーマカレーのキーマとはひき肉のことです。みんな大好きで盛り上がります。
肉の下準備は出発前に自宅で済ませて、ポリ袋などに入れて持参するのがアウトドアの原則。段取りがグッとよくなります。
ちなみに野菜は、変色してしまうものは現地で切ります。変色しないものは事前に自宅で切って持って行って構いません。
粗びきキーマカレーの作り方
- 豚肉と牛肉は1cm角に切る。※食べ応えが出るように大きめに刻む。牛と豚を合わせてうま味をアップ。
- なすはヘタを取って2cm角に切る。
- さやいんげんは筋を取り、2cm長さに切る。※野菜の大きさを揃えると、火の通りが均一になる。
- フライパンにバターをいれる。
- 中火で溶かす。※バターは焦げやすいので、半分くらい溶けてきたら具材を入れてよい。
- フライパンに肉類をすべて入れる。
- 肉の下半分が白くなってきたら塩・黒こしょうをふる。※塩はたっぷり目にふる。
- 肉の全体に焼き色がつくまで炒める。
- 表面が色づいたらカレー粉を加えて炒める。※肉の表面にまぶすイメージで炒めて、香りを出す。
- 肉にカレー粉がなじんだ状態で、なすとさやいんげんを加える。
- ざっと炒め合わせる。
- トマトケチャップを加える。※トマトのうま味でおいしさがグッと深まる。
- 全体を混ぜ合わせる。
- 水を加える。
- 強火で煮立てる。
- 煮立ったら、ふたをして弱火にする。
- 5分間ほど蒸し煮る。※蓋をして蒸すことで、全体がなじんで肉だけでなく野菜にも火が通る。
- 野菜がクッタリしてきたら、ふたを外す。
- 生クリームとはちみつを加える。※直接砂糖を入れるよりも、適度に甘みと風味があるはちみつを入れた方が、うま味が増す。
- 中火にする。
- 5分間ほど煮つめて、とろみをつける。※まったく混ぜずにそのままおいておく。
- 味をみて足りなければ塩で調える。
- 器にご飯を盛りつける。
- カレーをかけて完成。
肉の存在感が抜群! 盛りつけはご飯の上にたっぷり豪快に!
最初に入れたバターと最後に入れた生クリームが、深いコクを出します。
フィッシュカレーのレシピ
アウトドアにピッタリなカレーをもう一つご紹介します。自家製のカレールーを作っておけば、現地での調理時間は、たったの10分!
フィッシュカレーの材料(4人分)
まだいやたらのような白身魚であれば、カジキでなくても大丈夫です。
- かじき(切り身) 300g
- パプリカ(赤・黄) 各1/2コ(150g)
- 自家製カレールー 保存瓶の1/2量(200mlくらい)
- ココナツミルク(缶詰) 1缶(400ml)
- ご飯(温かいもの) 4皿分(800g)
前もって準備した自家製カレールーに、野菜やにんにく・しょうが・トマトのうまみが凝縮されていますので、現地では具材も手順もとてもシンプル。
自家製カレールーの作り方は下段をご覧ください。
フィッシュカレーの作り方
- パプリカはヘタと種を取り、2cm四方に切る。
- かじきは一口大に切る。
- フライパンに自家製カレールーとココナッツミルクを入れる。
- 強火にかける。※カレールーを入れてから火をつける。
- 混ぜながら、煮立たせる。※スープが熱くないと食材に火が入らないので、まずはしっかりと煮立たせる。
- 煮立ったら、弱火にしてかじきとパプリカを入れる。
- 5分間ほど煮る。※スープがぷくぷく煮たって具材に火が入れば即完成!
- 器にご飯を盛りつける。
- カレーをかけて完成。
自家製カレールーを使ってあっという間に完成です。
魚は煮込み過ぎず、ふわっと仕上げました。
自家製カレールーのレシピ
水野式スパイス講座!
自分で作れば美味しい楽しい!
スパイスも初心者にもお勧めの3つをチョイスしました。
自家製カレールーの材料(つくりやすい分量/8皿分)
一番大事なのは玉ねぎです。
- にんにく 2かけ分
- しょうが 2かけ分
- たまねぎ 2コ分(400g)
- トマトの水煮 1缶(400g)(缶詰/ホールタイプ)
- カレーパウダー 大さじ2 市販の物でOK。数種類のスパイスがミックスされたもの。
- コリアンダーパウダー 大さじ2 パクチーの種を粉末にしたもの。爽やかで甘い香り。
- クミンシード 小さじ1 ほろ苦く、強い香りがある。カレーの香り付けに必須。
- サラダ油 大さじ6
- 塩(たまねぎ炒め用) 小さじ1
- 塩(スパイス炒め用) 小さじ1
スパイスは、カレーパウダー、コリアンダーパウダー、クミンシードの3つです。
自家製カレールーの作り方
- タマネギを繊維に沿って薄切りにする。※みじん切りにする必要はない。
- フライパンにサラダ油を中火で熱する。
- クミンシードを入れる。
- シュワシュワと泡が立って、香りが立つまで炒める。
- にんにく・しょうがを入れる。
- 香りが出て、濃いきつね色(こんがりするまで)になるまで中火で炒める。
- 強火にして、たまねぎを入れて油と炒め合わせる。※たまねぎにしっかり火を入れてやわらかくして、水分を出しやすくする。
- 塩を入れる。※塩を入れるとたまねぎの水分が出やすくなるので、炒める時間の短縮になる。
- たまねぎが茶色くなってやわらかくなってきたら、木べらでコンコンとつぶすように押し炒める。※上から強く押しつぶすことで水分が出やすくなる。たまねぎの水分は抜けば抜くほど凝縮されて旨味が増す。
- 徐々に中火まで弱め、つぶしながら15分間ほど炒める。
- トマトの水煮を加える。
- 木べらでトマトを潰しながら、中火で7~8分間炒める。※トマトを潰すことで水分が出やすくなる。
- 鍋底を木べらでこすったときに、道ができるくらい水分をとばすまで炒める。※たまねぎやトマトは、とにかく水分をとばすことでおいしくなる。
- 弱火にして、カレーパウダーとコリアンダーパウダーを入れる。※粉状のスパイスは焦げやすいので弱火にする。
- 塩を入れる。※スパイスの香りを際立たせるために入れる。
- ネットリしたペースト状になるまで1~2分間、弱火で炒める。※木べらで持ち上げたときに、ゆっくりねっとり落ちるくらいの固さにする。
- 保存容器に入れて冷まして完成。
保存容器で約3日、冷凍で約1ヶ月くらいは保存できます。
カレーソーセージのレシピ
ドイツで有名なカリーヴルストを水野さん流にアレンジした1品。
決め手は隠し味のマヨネーズ!
カレーソーセージの材料(4人分)
- フランクフルトソーセージ 5~6本(400g)
- たまねぎ(すりおろす) 1/4コ分(50g)
- にんにく(すりおろす) 1かけ分
- カレー粉 大さじ1
- トマトケチャップ 60g
- オレンジジュース 80ml(果汁100%)
- カレー粉 適量
- オリーブ油 大さじ2
- マヨネーズ 大さじ1
- サラダ油 小さじ1
カレーソーセージの作り方
- ソーセージは3~4mm間隔で斜めに切り目を入れる。
- さらに3~4㎝長さの斜め切りにする。
- フライパンにサラダ油を中火で熱する。
- ソーセージを焼く。
- 器に盛る。
- 小さめの鍋にオリーブ油を入れる。
- オリーブ油を弱火で熱する。
- たまねぎ・にんにくを入れる。
- きつね色になるまで混ぜ炒める。※木べらで鍋底をこするように、焦げ付かないようにはがしながら炒める。
- カレー粉・トマトケチャップ・オレンジジュースを加える。
- 混ぜながら中火で煮立てる。
- 弱火にして5分間ほど煮詰める。※とろみがついてソースっぽくなるまで。
- 火を止める。
- マヨネーズを加えて混ぜる。
- ソーセージにソースをかける。
- カレー粉をふりかけて完成。
本場ドイツ人もうなるカレーソーセージはおつまみにピッタリ。パーティーの新しい定番にぜひ加えてみてください。
番組最後に、水野さんのカレー仲間と一緒にご飯を真ん中に細長く盛って、キーマカレーとフッシュカレーを左右に別に盛り付けて食べていました。これをアウトドアでやったら、もうヒーローですね!
カレー最高です!!
キャベツのジュージュースパイス焼きのレシピ
クミンシードが余ったので、ということで最後におまけでもう1品!
キャベツの甘さが引き立ちます。
キャベツのジュージュースパイス焼きの材料
- キャベツ 500g(1/2こ)
- サラダ油 大さじ1
- クミンシード 小さじ1
- 塩 少々
キャベツのジュージュースパイス焼きの作り方
- キャベツ1/2こを半分のくし切りにする。
- フライパンにサラダ油とクミンシードを入れる。
- 中火で炒める。※絶対に焦がさないように。
- シュワシュワと泡が立ち、香りが立ってきたら、キャベツをフライパンに並べ入れる。
- 塩をふる。
- フタをする。
- キャベツの断面がこんがりするまで焼く。
- フタを開ける。
- キャベツをひっくり返す。
- 水分をとばしながら反対の面にも焼き色をつける。
- 器に盛り付けて完成。
アウトドアに欠かせない焼き野菜も、クミンシードを加えるだけで香り豊かに大変身。クミンの弾ける食感も楽しめます。
アウトドアでカレー、食べたくなったでしょう?
これからの季節、皆さんもカレーを囲んで楽しんでくださいね。
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