趣味どきっ! あったかボディー 「鍵は背中 コリと痛みを撃退」
体を温める温活術。
現代社会に増えている冷えの悩み。
自覚症状のない人でも体の不調の原因に冷えが隠れていることがあるんだとか。
東洋医学の知恵で体を温め万病予防につなげるヒントを紹介していました。
今回のゲストはいとうまい子さんと虻川美穂子さんです。
ウェルカムティー シナモン黒糖紅茶
ウェルカムティーは、シナモン黒糖紅茶
教えてくれるのは、漢方と冷えのエキスパート
ほっとコンシェルジュ
木村容子先生です。
シナモン・黒砂糖・紅茶は体を温める効果があります。
3つの温性食材で体を温める
冷えて血行が悪くなったことによるコリや痛みのある人にオススメのドリンク
作り方
材料(1人分)
紅茶の葉 小さじ1
熱湯 カップ1
黒砂糖 小さじ1
シナモンパウダー 少々
ティーポットに紅茶の葉を入れ熱湯を注いで2~3分蒸らす。
器に注ぎ黒砂糖、シナモンを入れてかき混ぜる
冷えからくる コリと痛みを撃退
今回相談に来た
いとうまい子さんは
自覚症状がない肩コリ
虻川美穂子さんは
重度の肩こりに加え 背中の痛み
ということがわかりました。
肝の働きチェックリスト
●イライラしやすい
●ちょっとしたことで怒りやすくなった
●カラダは疲れているのに、頭が冴えて眠れない
●夜寝る前にいつも食べ物を口にする
●目がかすみやすい
●目が乾燥しやすい
●目の周りがピクつきやすい
●こむら返りを起こしやすい
漢方医学の「肝」の働き
自律神経の働きを整える
血の貯蔵と調節
筋肉・目や爪に関与
東洋医学における「肝」の捉え方は
西洋医学の「肝臓」とは異なります。
「肝」には生命エネルギーである
「気」や「血」を全身にスムーズに
巡らせる働きに加え、
自律神経を整える働きなどがあります。
ところがここに冷えやストレスがあると
肝の働きが乱れが生じて
「気」や「血」が巡りが滞り
自律神経の働きが不安定になります。
チェック項目の多かった人は、「肝」の養生が必要
8項目中7項目にチェックが付いた虻川さんは、かなり深刻なようです。
不調が慢性になってくると背中の方にコリや痛みがきやすくなる。
首から背中腰を温めてほぐしていくことが大切。
コリや痛みを取るストレッチ&ツボ
バスタオルを丸めて輪ゴムで止めたものを用意する
丸めたバスタオルの上に背骨があたるように仰向けになる
両手を天井に上げる
肩甲骨を意識しながら腕を上下させる
(肩甲骨を寄せるように下げる)
普段あまり動かさない肩甲骨を意識することが大切
できない人は腕を大きく横に広げるとやりやすい
背中のコリを取ると体のリラックス効果が高い
けっこうも良くなり冷えの解消にも良い
他にも肩甲骨をほぐす方法として
床に手と膝をつけて四つん這いになり腕立て伏せをしても良い
筋肉がほぐれているお風呂上がりに行うと更に効果的
背中を自分でマッサージやツボ押しをするのは一苦労。
そこで手軽にできるのが首と肩
まず42℃~43℃くらいにお湯に浸けて絞ったタオルで首や肩周りを温めます。
血行が良くなりコリがほぐれやすくなる。
十分温まったらタオルを外し、首肩周りにある3つのツボを刺激していく
頭蓋骨の際にある 上天柱(じょうてんちゅう)
髪の生え際にある 天柱(てんちゅう)
共に頭痛予防や目の疲れにオススメ
3つ目は代表的な肩のツボ 肩井(けんせい)
肩こりだけでなく、頭痛や目の疲労に良いツボ
併せておすすめなのが 百会(ひゃくえ)
首から上の血行を良くし 目の疲れ・髪の悩みによい
頭のてっぺんににあるツボ
探し方
親指を耳の中に入れて中指が交わる辺りにある
ツボの刺激方法
ゆっくり2~3秒かけて押し込み、一定の圧力で3秒押し続ける
前後左右にもんだり、円を描くようにもんでもよい
3~5回位
和髎(わりょう)
もみあげの後ろで耳の付け根付近にあるツボ
頭痛・目の疲れ4・髪の悩みの改善
優しくもみほぐす、固い場合はまわしてもよい
全身の血行が良くなる
痛気持ちいいくらいの強さ
薬膳レシピ
黒豆とねぎ、フェンネルのカレースープ
たまねぎステーキ 花椒風味のひき肉あんかけ
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