2018年8月スタートの趣味どき火曜日シリーズは「アジアごはん」。自宅で手軽に「アジアごはん」を楽しむコツを全8回で紹介します。2018年8月14日放送の第2回目は、インドネシア。チャーハンに似たナシゴレンです。
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クリック⇒第3回 ベトナム ゴイ・クォン
クリック⇒第4回 トルコ ヨーグルトギョーザ“マントゥ”
クリック⇒第5回 タイ麺カレー“カノムチーン”
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クリック⇒第7回 イラン ハーブで彩るスープ アッシュ
クリック⇒第8回 インド 「バガラ・ワンカーヤ」
目次
趣味どき アジアごはん 第2回 インドネシア 好みの違いを超える知恵ナシゴレン
放送日:2018年8月14日(火)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2018年8月21日(火) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者
講師 アジア料理店シェフ…イ・マデ・ワヒュー・アクアリアディ
デンパサール(バリ島)出身で2006年に来日。2018年で13年目。
バリの一流ホテルで修行を積み、その腕前を買われて日本で働くことになったそうです。
京都のアジア料理店「ビンタン食堂」勤務
京都府京都市左京区北白川西町82−3 光楽堂ビル
出演 かまいたち
居酒屋で働いた経験があり、料理が得意な濱家隆一さん(左)と食べるのは大好きだけど辛いのはちょっと苦手な山内健司さん(右)
ナレーション 二宮直樹アナウンサー
番組内容
暑~い季節の真っ只中、食欲がわかないなんてこと、ありますよね。
そんなときこそ、辛さあふれるアジアご飯で食欲アップ!
自宅で手軽にアジアご飯を楽しむコツを紹介します。
チャーハンに似たナシゴレンを、インドネシア風に仕上げる決め手は「サンバルソース」。唐辛子をベースにさまざまな食材を混ぜ合わせた“おかずソース”で、20以上の種類があります。多民族国家のインドネシアは、島によって味の好みもバラバラ。それらの人々が1つの料理をみんなで楽しめるように、味のアレンジをしてくれるのがサンバルソースなのです。代表的な3つのサンバルと、それらに合う料理をご紹介。アジアの味です。
引用:tv.yahoo.co.jp
インドネシアとは?
日本からはるか南へ4000km余り。赤道付近にあるインドネシアはジャワ島、スマトラ島、バリ島など1万以上の島々におよそ300の民族が暮らす多民族国家です。
イスラム教やヒンズー教などいくつもの宗教が混在していて、食の好みも違ってきます。そんな様々な民族の食文化が融合するインドネシアのごはんとは、一体どんな料理なのでしょうか。
ナシゴレンのレシピ
ナシゴレンとは、インドネシア風チャーハンのことです。インドネシアでは家庭料理で、前夜に残ったご飯と余った野菜をサッと炒めて作る朝ごはんの定番とのことです。
材料(2人前)
- ご飯 400g (ジャスミンライスと日本米を200gずつ)
- 卵 3個(溶き卵用に1個。目玉焼き用に2個)
- 鶏もも肉 1枚(150g)
- キャベツ 2枚
- にんじん 1/2本
- 細ねぎ 1/2本
- にんにく(みじん切り) 1かけ分
- サラダ油 大さじ3
- しょう油 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
- オイスターソース 大さじ1.5
- ナムプラー 大さじ1
- ケチャップマニス 小さじ1 ※なければ、しょうゆ小さじ1/2、砂糖小さじ2、ケチャップ小さじ1/2を混ぜたもので代用可能。
- チキンスープの素 小さじ1/2
作り方
- キャベツは1cm幅、細ねぎは2cm長さに切る
- にんにくはみじん切り、にんじんはせん切りにする。
- 鶏もも肉は皮を除いて一口大に切る。
- フライパンに油を中火で熱する。
- 鶏もも肉を中火で色が変わるまで炒める。
- 鶏の脂が出てきたらにんにくを加えて香りが立つまで炒める。
- 溶き卵1こ分を加えて混ぜ合わせる。
- 火を弱めてご飯を投入する。
- 再び火を強めて、返しながらパラパラになるまで炒める。
- キャベツ、にんじんを加えて炒める。
- 調味料を加えて、全体に馴染むようにパラリと炒める。
- 細ねぎを加えて軽く炒め合わせる。
- 器に盛り付ける。
- 目玉焼きを乗せる。
- お好みで付け合せにきゅうりやトマトを添える。
ここまでは普通のチャーハンと大して変わらない感じですが…。
サンバルソース インドネシア風にするコツ!
インドネシア料理の味の決め手になる付け合せ調味料のこと。
サンバルとはインドネシアの辛味香辛料のことで、唐辛子とさまざまな材料を組み合わせて作ります。
本場では20種類以上のサンバルソースがあり、料理に添えられたり、ご飯のお供として食べられたりします。
サンバル・マタのレシピ
鶏肉や焼き魚とよく合います。
マタとは「生」という意味で、材料を生のまま使った辛口のソースです。
材料
- 赤玉ねぎ 1個
- 赤ピーマン 1個
- こぶみかんの葉(生) 3枚
- 赤唐辛子(粗みじん) 6本分
- 干しエビ(粗みじん) 小さじ1
- サラダ油 大さじ3
- 塩 小さじ2
- 砂糖 少々
- うま味調味料 少々
作り方
- 赤玉ねぎは縦に薄切りしてほぐし、水で軽くもみ洗いして水気を絞る。
- 赤ピーマンは縦に3つに切って、種を取り、横に薄切りにする。
- こぶみかんの葉は種に薄切りにする。
- ボウルに全ての材料を入れてよく混ぜて完成。
サンバル・トマトのレシピ
トマト1個を丸ごと使ったソースです。
材料
- トマト 1個
- たまねぎ 1/2個
- 赤ピーマン 1個
- にんにく 1かけ
- 赤とうがらし 5本
- バジル(生) 5枚
- 塩 小さじ1.5
- チキンスープの素 小さじ1/2
- 砂糖 小さじ1/2
作り方
- トマト、たまねぎ、赤ピーマンはざく切りにする。
- 鍋にお湯とざく切りにした野菜を入れて柔らかくなるまで茹でる。
- ざるに上げ、水気をよくきる
- 茹でた材料と残りの材料をフードプロセッサーにかけて細かくして完成。
サンバル・トゥラシのレシピ
インドネシア各地でよく使われる基本的なソースで発行したエビの調味料が入っています。
材料
- 赤タマネギ 1/2個
- トマト 1/2個
- 赤とうがらし 5本
- こぶみかんの葉(生) 3枚
- にんにく 1かけ
- カピ 小さじ1.5(桜えびで代用できます。)
- 砂糖 小さじ1
- 塩 小さじ1
- サラダ油 大さじ2
作り方
- サラダ油以外の材料を全てフードプロセッサーにかける。
- フライパンに油を弱火で熱し、フードプロセッサーにかけたソースを炒める。 水分が飛んでトロっとしてきたら完成。
サンバルソースは小皿に入れてご飯の隣に添えます。
複数のサンバルソースをテーブルに置いておくことで、好みが違っても皆で同じ食卓を囲むことができる、インドネシアで生まれた知恵でした。
テンペ・ペニェットのレシピ
材料(2人前)
- テンペ(冷凍) 1枚(250g)
- にんにく(みじん切り) 1かけ分
- 塩 小さじ1
- こしょう 小さじ1/2
- バジル(生) 適量
- 揚げ油 適量
作り方
- テンペは半解凍にしておく。
- 厚みを半分にして3等分にする。
- ボウルに水100ml、にんにく、塩、こしょうをいれて混ぜ合わせる。
- テンペを入れて5分間浸す。
- ざるにあげて水気をきる。
- フライパンに油を180℃に熱し、テンペを入れる。
- 上下を返しながらきつね色になるまで3~4分間揚げる。
- 器に盛って、サンバルトマトを適量かけて、スプーンで軽く押し当ててなじませる。
- バジルを乗せて、お好みで付け合せの野菜を盛って完成。
※テンペとは、大豆の発酵食品です。
イカン・バカルのレシピ
材料(2人前)
- サバ(半身) 2枚
- サラダ油 大さじ2
- レモン汁 大さじ2
- しょうが(すりおろし) 小さじ1
- ケチャップマニス 小さじ1
- 砂糖 小さじ1/2
- 塩 少々
- こしょう 少々
作り方
- サバに隠し包丁を入れる。
- 全ての調味料を合わせておく。
- サバにまぶして5分間おいておく。
- フライパンに油を中火で熱する。
- サバを皮目を下にしてフライパンに投入する。
- 皮目に焼き目がついたら、裏返して同様に焼く。
- サバを器に盛り、サンバル・マタを適量かけて完成。
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