2018年8月スタートの趣味どき火曜日シリーズは「アジアごはん」。自宅で手軽に「アジアごはん」を楽しむコツを全8回で紹介します。2018年9月4日放送の第5回目は、タイのごはん。タイの麺「カノムチーン」はそうめんとそっくりなんだとか。そうめんを使って「レッドカレーのカノムチーン」「ベンジャロン焼き」「カービング」を紹介します。
クリック⇒第1回 韓国 切り漬けキムチ
クリック⇒第2回 インドネシア ナシゴレン
クリック⇒第3回 ベトナム ゴイ・クォン
クリック⇒第4回 トルコ ヨーグルトギョーザ“マントゥ”
クリック⇒第6回 台湾 屋台めし“ルーローファン”
クリック⇒第7回 イラン ハーブで彩るスープ アッシュ
クリック⇒第8回 インド 「バガラ・ワンカーヤ」
目次
趣味どき アジアごはん 第5回 タイ麺カレー“カノムチーン”
放送日:2018年9月4日(火)
放送時間:夜9:30~9:55 NHKEテレ
再放送:2018年9月5日(水) 午前10:15~10:40 NHK総合
再放送:2018年9月11日(火) 午前11:30~11:55 NHKEテレ
出演者
講師 タイカルチャーセンター代表…タッサニー・村木さん
来日23年目。12歳のときからタイの国立舞踏学校で学び、1993年に来日。タイ舞踊を教えるだけでなく、日本で20年以上にわたりタイ料理の本場の味を伝えています。
ひき肉やエビなど身近な食材で作るタイ料理は人気を呼び、主宰する料理教室はいつも大盛況です。
【ミナミ ダイバーシティ フェスティバル出演者プロフィール】
タッサニータイ舞踊団
代表者のタッサニー村木はタイ南部プーケット島近くのクラビ県で生まれ12歳よりタイ国立舞踊専門学校にて本格的なトレーニングを積む。1993年ラムカムヘン大学卒業後に来日し日本語学校等で日本語を学ぶ。 pic.twitter.com/bLWNvLlKUm— ダイバーシティパレード (@diversityfes) 2016年11月9日
タッサニータイカルチャーセンター
兵庫県尼崎市武庫之荘1-2-8三善ビル3F
出演 かまいたち
居酒屋で働いた経験があり、料理が得意な濱家隆一さん(左)と食べるのは大好きだけど辛いのはちょっと苦手な山内健司さん(右)
ナレーション 二宮直樹アナウンサー
番組内容
米粉で作ったタイの麺「カノムチーン」。タイ人はみんな大好きで、この麺を使った料理のことも「カノムチーン」と呼びます。実はこの麺、日本のそうめんとそっくり。今回は、そうめんを使って「レッドカレーのカノムチーン」を作ります。王室御用達の豪華食器「ベンジャロン焼き」や、野菜やくだものを彫刻する「カービング」など、タイならではの食文化もご紹介。最後はタイでは定番の「カノムチーンパーティー」で盛り上がろう!
引用:tv.yahoo.co.jp
残暑が厳しいこの季節。
イマイチ食欲がわかない…。
そんなときこそ辛さあふれるアジアご飯で食欲アップ!
今やアジアの食文化は私達の暮らしの中に溶け込み関心も高まっています。
自宅で手軽にアジアご飯を楽しむコツをご紹介!
知っているようで知らないアジアごはんの世界を堪能します。
タイについて
かつてタイの民衆は川や森など親善会に宿る神々を信じ、歌や踊りを捧げてきたといいます。
レッドカレーのカノムチーン(タイのレッドカレーそうめん)のレシピ
タイのそうめんは米粉の麺ですが、日本の小麦粉から作ったそうめんと味も食感もそっくりです。
麺や副菜をカレーと一緒に食べるタイのホームパーティでは定番のメニューです。
そうめんのツルツルとした喉越しとピリ辛のカレーが食欲をそそる絶妙な組み合わせです。
レッドカレーペーストのレシピ
材料
2種類の唐辛子で刺激的な辛さを生み出し、「ホームディーン」という小ぶりの赤玉ねぎでコクを出します。
- 赤とうがらし(プリックチーファー) 40g
- 赤とうがらし(プリッキンダー) 20g
- カー 30g ※ショウガの一種で香り付けに用いられる。
- レモングラス(生) 30g
- こぶみかんの皮 1g ※こぶみかんの葉で代用可能
- ホームディーン 70g ※小ぶりの赤玉ねぎ
- にんにく 20g
- パクチーの根 15g
- ココナツ油 大さじ1と1/2
- カピ 大さじ1 ※エビを発酵させた調味料
- 塩 小さじ1
- ココナツミルク 大さじ2
- 水 カップ1/2~3/4
作り方
- カピをアルミホイルで包んでフライパンで焼く。
- 2種類の唐辛子を、5分間ほど水で戻す。
- カピ以外の材料をすべて粗みじん切りにして、ミキサーにかけ、さらに細かくする。
- 焼いたカピ、塩、ココナツミルク、水をミキサーの中に加えてペースト状になるまでミキサーをかける。
- フライパンに投入して、弱火で20分間のど加熱して水分を飛ばす。
かまいたちの2人は「パーン!と抜ける爽やかないい辛さ」と顔を真赤にして言っていましたが、辛さが苦手な人は唐辛子の量を減らして調節してください。
カノムチーンのレシピ
上記のペーストをつかってカノムチーンを仕上げます。
材料
- そうめん 4束
- レッドカレーペースト 30~50g
- カピ 小さじ1
- ツナ(缶詰/油漬け/大) 2缶
- 鶏ガラスープ カップ1と1/2
- ココナツミルク カップ2
- ナムプラー 大さじ3
- 砂糖 小さじ2
- こぶみかんの葉 3~5枚
作り方
- クロックヒン(石のすり鉢)に、汁気を十分にきったツナとカピ、そしてカレーペーストを加えて、クロックで叩いて砕く。 ※棒の方も重いので、叩いてこねるのは結構大変な作業です。
- 鍋に鶏ガラスープ、ココナツミルクを入れて中火にかける。
- 煮立ったら、さきほど練ったカレーの素を加えて弱火で2~3分煮詰める。 ※焦げやすいのでよく混ぜながら火にかける。
- ナムプラー、砂糖、こぶみかんの葉を加えて味を整えて、5~6分間煮込んで、スープ皿に盛り付けて完成。
- そうめんを表示通りにゆでて、冷水にさらす。
- 水の中で一口ずつのまとまりにして、水から上げて水気を切り、皿に盛り付ける。
- お好みで、付け合せ(もやし、きゃべつ、にんじん、高菜、ゆでたまごなど)を盛り付けて完成。
日本のそうめんのようにカレーに麺をつけて食べるのではなく、カレーをそうめんにかけて、スプーンとフォークを使って麺と野菜をカレーにからめて食べます。
タイではクロックの材質が石だけではなく、素焼き、木製などさまざまな種類があり、用途によって使い分けます。
例えば、素焼きや木製は、野菜を優しくすり潰すサラダ作りに使用します。軽く潰すことで香り豊かな仕上がりになります。
細かく潰す必要があるペースト作りには石製を使用します。重い石の棒で食材を砕きます。
タイ風のピリ辛サラダです。青パパイヤたっぷりの南国らしいサラダ。これも定番の家庭料理です。
ソムタムのレシピ
材料
- 青パパイヤ 100g ※きゅうりやセロリで代用可
- にんじん 30g
- さやいんげん 6本
- 干しエビ 20g
- ピーナツ 30g
- ミニトマト 8コ
- にんにく 3かけ
- 赤とうがらし 2~3本
- パームシュガー 大さじ2~3 ※ヤシの木の砂糖
- ナムプラー 大さじ2
- レモン汁 大さじ3~4
作り方
- 皮をむいたパパイヤとにんじんを、ピーラーやスライサーなどで細切りにする。
- 水に10分間ほどさらし、ざるに上げて水気をきる。
- 干しエビは水で戻したあと粗みじんにする。
- さやいんげんは2cmの長さに切る。
- ミニトマトは半分に切る。
- 木製のクロックで、にんにくと唐辛子を叩き潰す。
- さやいんげんと干しエビをいれて軽く潰す。
- ピーナツとトマトの半量を加えて、軽く叩いて味をなじませる。
- レモン汁とナムプラーとパームシュガーを加えて混ぜ合わせて、ドレッシングの完成。
- 青パパイヤとにんじんを加えるて、軽く叩いて味をなじませる。
- 残りのピーナツとミニトマトを加えて、混ぜ合わせる。
- 皿に盛り付けて完成。
叩くことで、ピーナツの香りが広がり、野菜からは水分も出て、これがドレッシングの代わりになります。
まとめ
カレーそうめん、美味しそうでした。また、ソムタムにそうめんを合わせて食べるのも良さそうでした。
クロックが欲しくなりました。ぜひやってみたいです。
趣味どき おすすめシリーズ
クリック⇒美筋ボディーメソッドシリーズ
クリック⇒わたしの夜時間シリーズ
クリック⇒カレーの世界シリーズ
クリック⇒柔軟講座シリーズ
クリック⇒カラダ喜ぶベジらいふシリーズ
クリック⇒毎日さかな生活シリーズ